バランス調整の仕組み:勝率でチームを分ける
ランダムにチームを分けると、上手い人が片方に偏る回が必ず出てきます。「バランス調整」は、グループに貯まった勝敗記録から一人ひとりの勝率を計算し、チームごとの平均勝率がいちばん近くなる分け方を選ぶ機能です。チームタブの抽選ボタンのすぐ右にある「勝率モード」ボタンを押すとオンになり、ボタンの中の右端にある小さな i を押すと計算方法が2行で表示されます。
どの方式に効くのか
バランス調整が効くのは「即決」だけです。即決はチームをすぐ決めて見せる方式なので、勝率を反映しても結果をごまかすことになりません。
ピンボール順位はボールが落ちる順番が、数字くじは各自に出た数字が、あみだくじとカード引きは各自が選んだ位置がそのまま結果です。そこに勝率をこっそり混ぜると演出がウソになってしまうため、この4つは常に運だけで決めます。方式ごとの違いはチーム分けの方式を見てください。
勝率の計算方法
- 一人ひとりの勝率は、このグループで勝った試合数を出場した試合数で割った値です。ほかのグループの記録は混ぜません。
- 記録が3戦未満の人は、実際の成績に関係なく50%として扱います。初参加の友だちが初戦に勝っただけで勝率100%のエース扱いになると、かえってチームが偏ってしまうからです。
- 今回の試合形式(例:5:5)で5戦以上している人は、その形式での勝率に少し寄せます。寄せる度合いはその形式の試合数を20で割った値で、最大で半分。5戦なら4分の1、10戦以上なら半分だけ形式別の勝率に寄ります。
形式による補正を入れているのは、2:2と5:5では強い人が違うからです。少人数戦で強い人が大人数戦でも強いとは限らないので、今回と同じ形式の記録が十分に貯まったときだけ、その記録を重く見ます。
いちばん均等な分け方を探す方法
チームごとにメンバーの勝率の平均を出し、いちばん高いチームの平均といちばん低いチームの平均の差が最小になる分け方を選びます。チームの人数差が最大1人というルールは、バランス調整でも変わりません。
分け方の組み合わせが20万通り以下なら、すべてのパターンを漏れなく計算します。12人を2チームに分けるなら462通り、20人を2チームなら92,378通りなので、ふつうのカスタムの人数なら全部調べ尽くします。30人を6チームに分けるように組み合わせが多すぎる場合は、ランダムな分け方から400回スタートし、2チーム間で一人ずつ入れ替えて、それ以上よくならなくなるまで詰めていきます。
いちばんよい分け方が複数あるときは、その中から1つをランダムに選びます。そのため誰にも記録がない初日はバランス調整をオンにしても完全ランダムと同じ結果になり、同じ顔ぶれが毎回同じチームに固まることもありません。
例:6人を2チームに分ける
勝率が90%、80%、70%、30%、20%、10%の6人がいるとします。ランダムなら90%、80%、70%が同じチームになる回も出てきます。バランス調整では90%、30%、20%を一方のチーム(平均約46.7%)、80%、70%、10%をもう一方のチーム(平均約53.3%)にまとめます。この6人で、これより平均の差が小さい分け方はありません。
ここに記録が1戦だけの新しい友だちが加わると、その人は50%として計算され、7人が4人と3人に分かれます。何試合かこなして3戦を超えれば、そこから実際の勝率が反映されます。
バランス調整を使うときの注意点
勝率はあくまで実力のおおまかな目安です。試合数が少なければ運の要素が大きく、同じ人でもロールや体調で成績は変わります。「記録」タブには試合数も表示されるので、サンプルの少ない数字は軽めに受け止めてください。
記録をこまめに残すほど、バランスは正確になります。「もう一回」のあとに出る「どのチームが勝った?」で勝ったチームを押す習慣がいちばん大事です。お遊びの試合は「記録しない」で外しておきましょう。記録の残し方は使い方、記録を長く貯めるコツは内戦の回し方にあります。